ご協賛・ご寄付のお願い

文責:長野 大生(しっぽ文庫)

だらだらと他愛もない話をして、子どもたちが遊んでいる景色を見て幸せな気持ちになって、当たり前のように本がある。そこに「子どもたちのために!」という他人に誇れるような大きな志があるというよりは、自らの好奇心を満たしたり、癒しを感じられる瞬間を求めて、それぞれの活動はじめました。

仕事があり、家庭がある僕たちにとって、それぞれの活動は二の次です。

けれども、いくらでもやめるタイミングはあったはずなのに、あきらめていい瞬間もあったはずなのに、なかなかどうしてやめられない。「二の次」だったはずの活動は、次第に僕たちにとっての「居場所」になっていきました。

僕たちが出逢ったのは、2023年末。

「子育て支援センターに本屋さんを!」と思い立った快さんからDMが届いて、そのアイデアに呼応するかたちで実現した移動書店から共同企画がスタート。

広大なインターネットの世界で近所の移動書店を見つけた快さんも、ダメもとでホームページを開設していた僕も、この出逢いに胸を躍らせたことを鮮明に覚えています。

夜な夜なマックで打合せを重ねる中で互いの活動を知り、価値観を共有していく中で、思い描く青写真がどこか重なっているような気がする。言葉にしないまでもそう感じていた僕たちは、翌年2月にひらいた子育て支援センターでの移動書店が終わったあとも定期的にマック夜会を続けてきました。

それから、野母崎で移動書店とミニゲームをあわせた出店をしました。Hajikko書店で夏の読書感想文教室を、小学校で日記・作文教室をひらきました。僕たちのわくわくな気持ちが赴くまま、身近な人にお声かけいただくままに活動の幅を広げていく。そんな1年間を駆け抜けてきたように思います。

そして、僕たちが次のステップに選んだのが「子どもたちが主役の居場所づくり」です。

「やっぱりさ、拠点がほしいよね」

ある日の夜会で、快さんが言いました。

「やっぱり」の脈絡は、公園や公民館じゃ活動に制限があるとか、自宅以外で本を保管したいとか、もっと言えば夜会のたびに食べるポテトがちょっと重くなってきたとか、そんな些細な下心。

けれども、僕たち自身の奥底にある好奇心の正体を紐解いていくと、やっぱりそこには子どもたちの笑顔がありました。僕たちは居場所をつくってきたのではなく、場をひらき続けてきただけ。子どもたちが、僕たちにとって居心地のいい場所にしてくれたのです。

子どもには、家族にしか見せない顔があります。家族にだけは見せたくない顔があります。でもそれは大人だって同じで、だからこそ僕たちも「居場所」が手放せないのだと思います。

大好きな漫画のワンシーンで、こんなセリフがありました。

自分はいらないんじゃないかと思うことより、ここにいたいと思うことの方ずっと大変なんだ。
疲れたり迷ったりするのも、至極当然のことじゃないか。

『あひるの空』第187話より

居場所とは、誰かに与えるものでも、もらうものでもなくて、気づいたらそう感じられる空間や時間のこと。あいまいで、せいかいのない居場所という存在を、僕たちはそのように定義しています。

それに、子どもたちも「誰かのための居場所づくり」をしているつもりはないだろうな、とも思っています。

だから「子どもたちのための居場所づくりをします!」と高らかに宣言することに、ちょっぴり抵抗があります。あるけど、それ以外にうまく表現する力がいまの僕たちにはありません。

それでも、これから〈SUNしっぽ!〉が少しずつ育んでいくこの空間が、ここで流れていく時間が、足を運んでくれた子どもたちにとって「ここにいたい」と思えるものになるのなら、それは僕たちにとっての幸せに他ならない。

居場所とは、そうやって誰かの幸せが折り重なることで続いていくものなのだと思います。

居場所をひらき続けていくために

公園や公民館で場をひらいてきた〈放課後SUNKIDS〉と、さまざまな場所に赴いて本を届けてきた〈しっぽ文庫〉。つまり、互いにほとんど固定費のかからないかたちで活動をしてきたわけですが、これから(ある程度)自由に使える場を持つことになるので、そうも言ってられなくなってきました。

これまで〈放課後SUNKIDS〉を続けていく中で必要だった活動費は、快さん自身が負担したり、ご縁のあった企業様のご支援をいただきながら活動を続けてきました。

一方の〈しっぽ文庫〉は、そこに商品があって、売上の発生する事業です。

けれども、妻と子どもたちの健やかな暮らしを守るために、平日はプラントエンジニアとして会社に勤務しています。本の仕入も、僕個人が自由に使うことのできる範囲内。出店料がかかるお声かけについても、出店できる頻度や利益率を天秤にかけて、心苦しくもすべてお断りしてきました。

「じゃあやめたら?」

そう言ってしまえば簡単だし、やめようと思ったこともたくさんあります。たとえ1,000円の本が売れたとしても、手元に残るのは200円くらい。〈しっぽ文庫〉だけでなく、各地の個人書店が薄利多売に抗い続けているのが現実です。

それでもやめなかったのは、このまちから本屋さんがなくなっていく瞬間を何度も目の当たりにしてきたから。心に隠した気持ちを、自分自身の言葉で伝えることの大切さを知っているから。

この道一本で生きる勇気は持てないけど、僕の夢は「本を売ってたくさん稼ぐ」ことではなく「子どもたちに本を届け続ける」ことです。

〈しっぽ文庫〉だけでは実現できない夢と〈放課後SUNKIDS〉だけじゃつくれない空間を、〈SUNしっぽ!〉なら叶えられる。いや、叶えてみせるぞ!と意気込んでます。

少しばかり視点が本屋さんに偏ってしまいましたが、これからはじまる〈SUNしっぽ!〉を子どもたちにとって居心地のいい場所にするために。そして、その居場所を守り続けていくために、力を貸してくださる事業者・個人の方を募集させていただきます。

ぜひ、みなさまのお力添えをよろしくお願いいたします。

ご協賛・ご寄付の使い道

  • 家賃(光熱費も含む)
  • ホームページ運営費
  • 文房具(勉強や工作に使えるもの)
  • あそび道具(ボードゲームなど)
  • 自由に読める書籍(販売分は含みません)
  • おやつ(販売分の駄菓子は含みません)
  • 資材(看板づくりに用いる木材など)

ご協賛プラン(事業者の方へ)

Aプラン:10,000円/月

  • 活動レポート配信(1回/月)
  • ホームページにロゴ掲載(URL付)

Bプラン:5,000円/月

  • 活動レポート配信(1回/月)
  • ホームページに社名掲載(URL付)

Cプラン:3,000円/月

  • 活動レポート配信(1回/月)
  • ホームページに社名掲載(URLなし)

ご寄付について(個人の方へ)

花火代プラン:1,000円/月

毎月1,000円ずつご支援いただくプランです。

ワンコインプラン:500円/月

毎月500円ずつご支援いただくプランです。

ブックマークチケット:500円/枚

子どもたちが自由に使える書籍用の割引チケットを発行して、レジに設置します。
使ったあとは栞(しおり)としてそのまま持って帰ることができます。

ダガシール:10円/枚

子どもたちが自由に使える駄菓子用の割引シールを発行して、駄菓子コーナーに設置します。
ほしい駄菓子にこれを貼り付けると、その瞬間から割引対象になります。

ご寄付(上記以外):金額はおまかせ

ご希望金額でのご寄付も受け付けております。
用途については運営側で協議・検討し、大切に使わせていただきます。

その他のご支援

Amazonほしいものリスト

活動の中で使用する消耗品や、貸出用のあそび道具などを直接ご支援いただけます。
リストができましたら公開します。

※外部サイトに移行いたします

使わなくなったものの提供

ご自宅などで眠っている、使わなくなったものを募ります。
リストができましたら公開します。